通りで北海道にパンクが根付かない訳だ
私は以前、ライムスターの宇多丸さんがやっていたラジオ「ウィークエンドシャッフル」の大ファンで、中でもK・O・K・O・U(孤高)という、ヴィジランテ(自警団)型のコーナーが大好きでした。
今日はそんな私から宇多丸師匠へのリスペクト・オマージュとして、こんな記事を書きます。
2019年の大ヒット映画「ジョーカー」のように、精神が乱れるにつれタバコの本数が増えていく。そんな私が地元北海道は旭川で味わった孤高な体験の話をしよう。
1話、せんべろ編
友人(野朗)と忘年会をするため、1人駅前ビルにある居酒屋「おーいにこにこくん」で酒をちびちびやっていた私。
そこへサンドイッチマンの伊達似の男が声を掛けてくる。
「お兄さん、3000円払う勇気があるんだったら、良い思いさせてるやるよ」
私の脳内「なんだこの店は、噂に聞く大阪のスラムあいりん地区だとでもいうのか?
それとも私のニュータイプとしての資質が試されているのか?ララァ、私を導いてくれ」
現実の私「あー、良いっすよ!3000円くらいだったら喜んで!」
そうして私は、隣接する、というより繋がっている飲み屋「ほのぼの食堂」へと導かれたのだった。
そこに待っていたのは40歳の女性3人。
話を聞くと、昼飲みしていたら偶然サンドイッチマンと知り合ったのだという。
私は結局、その女性達3人に「せんべろ」(1000円で酒2杯とつまみ3種)を奢らされることとなり、その内の1人とLINEを交換し、後日新年会をやることとなったのだ。
そして、新年会は行われた。
途中で40の女性1人が、私の同級生の従兄弟だということがわかり、私の同級生のお兄さんのイケメンを呼ばれた。
この世間の狭さ!通りで旭川にパンクが根付かない訳だ!
と私は思い、後日その女性にLINEするも既読スルーをされたのだった。
これが、私が年末年始に味わった孤高な体験だ。
2話、音楽編
さて、歳は変わりオリンピックイヤーとなった2020。
私は昨年末にユニットのメンバー募集の張り紙を、音楽のスタジオ等にしていた。
私は自慢ではないが、音楽の専門卒。
かつてmay.jのZepp仙台でのライブの前座を務め、倉木麻衣の事務所ビーイングのヒップホップレーベルのオーディションに受かった実力者だ。
しかし、ボーカル募集に来たその女。
私のバンドのギターの方が昔プロやっててスゲーといった形でマウントを取ってきた。
まぁ仮にそうだとしても、すごいのは君じゃなくてそのデンマーク人のギターの野朗だろ。
旭川の井の中の蛙は一事が万事これだ。
通りで旭川にパンクが根付かない訳だと思い、私は抜いた刀をそっと収めたのだった。
豚共め!クソ田舎でエサでも食ってろ!
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