就労支援B型(B型事業所)に通うメリット・デメリット

私は2018年末から2019年の前半あたりまで約一年半、就労支援B型事業所に通っていました。
就労支援B型事業所というのは精神に障害がある人や発達障害の人が、将来的に社会復帰するための訓練をする場所です。

私は役8年間、鬱病を患っていたため社会復帰に至るまでのワンステップとして就労支援B型事業所に通いました。

今回は就労支援B型事業所に通うメリットとデメリットについてお伝えします。

就労支援B型事業所に通うメリット

人と関わる機会が出来る

精神疾患のある人の闘病生活は基本的に孤独なものです。
会話をするのも家族くらいのもので、家族と同居していない人は人と話す機会は病院に行った際くらいしかないでしょう。

かく言う私も地元に友達がいなかったため、B型事業所に通うまでは殆ど家族以外と会話する機会がありませんでした。

社会復帰すると必然的に人とコミュニケーションを取ることになるので、コミュニケーションのトレーニングの場としては良いと思います。

体力がつく

私が通っていたB型事業所では、午前中に2時間、昼休憩を挟んで午後から2時間作業がありました。
作業というのは簡単な内職のようなもので、何かを箱詰めしたりシールを貼ったりという作業です。

病気をすると体力がかなり落ちるので一日4時間でも作業をしていると体力がつきます。

就労支援B型事業所に通うデメリット

根本的な社会復帰には結びつかない

B型事業所から社会復帰出来る人はほんの一握りです。
私は、確固たる意識で社会復帰を志していたので、無事に社会復帰出来ましたが、
私の通っていたB型事業所は4年間運営していたにも関わらず、これまでに社会復帰出来た人は2人しかいませんでした。

また、社会復帰に対するサポートがあまり手厚くないというのも問題だと思います。

職員に子供扱いされる

私はそこまで極端に子供扱いはされなかったのですが、利用者によっては幼稚園児を扱うような接し方をされます。
実際に幼稚園児のような利用者もいるので一概に職員のせいには出来ないのですが、
健常者と同じ扱いはされないと考えて良いでしょう。

トラブルを起こす厄介な利用者がいる

精神疾患を持つ人にも症状が軽い人から重い人まで様々であり、
周りに迷惑をかけるタイプの人も沢山います。
関わらないのが1番ですが、関わる気がなくても危害を加えてくる利用者もいます。
そういった場合は、やはり相手にせず職員に報告しましょう。


一年半の間に色々ありましたが、社会復帰した今では懐かしく思う気持ちと、もうB型事業所には戻りたくないという気持ちが入り混じっています。

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