私がクラウドワークスで踏んだ地雷案件



そもそも、先ず最初にブログのヘッダー制作を1500円でやってくれという案件自体が地雷であることに気づくべきでした。

安すぎるという時点で地雷臭プンプンだったのですが、久しくデザインの仕事が取れていなかった私は、数撃ちゃ当たる的発想で適当に応募していたら、
当選してしまいました。

どんなところが地雷案件だったのか(値段はもちろんですが)ご紹介したいと思います。

言うまでもなく単価が安過ぎる

これは私の不注意だとしか言いようがないのですが、1500円でブログのヘッダーデザインかが出来ると思っている時点で舐めくさっています。
一般的なヘッダーデザインの相場は1〜3万と言われています。

注文が180度変わる

そのクライアントは案件詳細ページに、こういうデザインが良いという参考サイトを載せていたので、私はフリーの写真素材サイト「photo AC」にて、いくつかテイストの合いそうな写真素材をピックアップして、それを添付して提案をしました。

しかし、実際に作業に入り成果物を提出すると、「背景の花が明る過ぎるから消して」と言ってきました。
デザイナーはマジシャンではないので、自然に写真素材の花の部分だけを消すのは難しいと思います。(出来なくはないですが不自然さはなくならないでしょう)
なので私は背景を変えたものを再度提出しました。

直接連絡先をきいてくる

クラウドワークスやランサーズなどのクラウドソーシングサイトは、トラブルを避けるため直接的な連絡先の交換を禁止しています。

そのクライアントはLINEやメールアドレスを聞いてきたので、クラウドワークスで禁止されているからと断りました。

今思うと、本当に連絡先は教えなくて良かったと思います。
何故なら、そのクライアントはこちらが返信を返さなくても連発でメッセージを送ってくる方だったからです。

丁度私は、その時他の案件も掛け持ちしていたため、スマホにクラウドワークスのアプリをインストールして通知をオンにしていたのでたまりませんでした。

丸パクリを命じてくる

しまいには参考サイトと同じフォント、レイアウト、配色をしろと言い出しました。
一部をパクるのはまだ良いですが、デザインの世界では丸パクリは許さないことです。
しかも、いくらデザイナーであっても見ただけでフォントが全てわかるわけではありません。
和文フォントは恐らくリュウミンだろうと思い、リュウミンを使用したのですが、似たような欧文フォントを探すのに苦労しました。

他のクライアントを紹介できるからと匂わす


他の女性起業家も紹介出来るから、と言われましたがハッキリ言ってクソ安い案件を持ちかけてくるクライアントは今回限りで充分です。
お断りしました。

結局何が問題なのか?


やはり私のような仕事が中々取れない、スキルのあまり高くないデザイナーが下手に出て、横暴なクライアントを増長させてしまうことが問題だと思います。

現に私の他にもその案件に応募した方は4人ほど居ました。

スキルの低いフリーランスの値引き競争こそが、業界の値崩れの元であると思うのですが、
今回のような足元を見た値段を提示してくるクライアントには注意が必要でしょう。

※2月27日追記 クライアントから感性が合わないなどといったふざけた理由で途中キャンセル申請がありました。私は当然作業した分の報酬は頂けるものと思い、受諾したのですが、結果として1円にもなりませんでした。
私は当然ながらクライアントにオール1の評価をつけたのですが、こちらも1の評価をつけられ、何一つとして良いことはありませんでした。
この記事を読んだ皆さんが地雷案件を踏まないことを切に願います。

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